同居していた夫の両親は昭和初期の生まれで、男の人が台所に立って料理を妻の代わりにするということはしないという考え方でしたので、私も、両親の手前台所に立って手伝って欲しいと夫には言ったことはありませんでした。
それが、ここに来て良く台所にも立って目玉焼きを焼いてくれたり、美味しいコーヒーをいれてくれたりしてくれるのです。
随分、夫も変わったなって...思うのです。
時が経つと、その間には色々な場面の移り変わりがあっての事なのかもしれないですね。
夫の両親が天国に召されたり、その後に夫の癌が判明して大手術をしてこの先の人生真剣に考えたりで、盛り沢山でした。
夫もこれから先、もっと気持ちを楽に生きようって思ったみたいです。
食べたいものを自分でも作ってみたり、コーヒーも専門店でコーヒー豆を買って豆を引いて、コーヒーの香りと味を楽しんでおります。
でもちょっとだけですが、野菜を切るときに勿体無い切り方をしているのです..⤵
例えば、ネギの緑色の部分を多く捨ててしまっていたので、夫にそれは、勿体無いよ~と
言ってしまう事があります。
夫は、少し不満な(;´・ω・)顔をしますが..仕方ない、たまには私も..言ってしまう時もあります。だけど、作ってくれること有難いな!と云う思いに切り替わるのも早くなりました。
もしかすると、夫が変わったのではなく、私の方が変わったのかもしれません。
以前の私は、イライラ、ピリピリしていた性格だったと思います。
夫の癌と云う一大事に目が覚めたといいますか...毎日家族と一緒に居られるのが当たり前ではない!と云う場面に出くわして、色んな事に有難いと思う気持ちが増えてきたのです。
イヤな場面、泣きたい場面の後は、自然に変わってしまいました。
この地味~なサッポロ一番味噌ラーメン、最高~に美味しかったです✌✨
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